『北朝鮮の日常風景』/朝日祭
週末のこと。
土曜日は『北朝鮮の日常風景』(コモンズ)出版記念・石任生写真展に行ってきた。石任生さんがスライドを使って一枚一枚丁寧に写真の説明をしてくれました。内海愛子さんのお話もありました。KEDOの軽水炉建設の記録写真家であった石さんは7年間新甫市で暮らし、チャンスをねらっては市民の日常風景を写真におさめてきたそう。自由に撮影ができたわけではなく、見つかれば危険なことは承知で「隠し撮り」をしたわけれだけれどそこまでして写真を撮っておこうと思ったのはもちろん北朝鮮の人たちの日常の様子を外部の人たちに知ってもらうのもあるけれど、北朝鮮の人たちもいつかこの写真を見る日が来たらこの記録写真をありがたく思ってくれるだろうと考えてのこと。

石さんは北朝鮮にいる間、言葉の違いや習慣の違いなど気がついたことは何でもメモをして記録し常に学んでいたとのこと。一緒にKEDOの事業に参加した韓国人の中では全くそういうことに関心を向けない人も多かったようだが、石さんは何か情報が得られそうなものがあったら電車から捨てられたゴミであろうと、トイレに残されたちり紙に書かれた文字だろうと収集したそう。北の人たちと直接対話できるような環境ではなかったけれど、そういう努力を積み重ねて理解を深めようとしたと言っていた。同じ場所にいて同じものを見ても、何もそこから発見しない人もいれば、石さんのように目をこらして耳を澄まして多くのことを発見する人もいるんだなと思った。自分もそうありたい。
****
日曜日、友達が知らせてくれて東京朝鮮中高級学校の文化祭(日朝交流 朝日祭)に遊びに行ってきた。朝鮮学校を訪れるのは春に枝川の小学校でお花見に参加したのが初めてで今回は二回目だった。朝鮮学校の学生や家族を対象にした文化祭だと思っていたらそうではなくて日本の学校と共同で公演・展示もあり、日本人の来客者も多く、「朝日祭」と名づけられている意味がしばらくしてわかった。
少し遅く行ったので焼き鳥しか食べれなかったのは少し残念だった(焼肉とかもあったようだ)。民族衣装試着コーナーや民族文化体験のコーナーなども日本の学校の文化祭にはないのでとても珍しく思った。グランドではラグビーやサッカーの試合が行なわれていた。体育館(ホール)で文化公演を見た。朝鮮学校の学生による朝鮮舞踊、ブラスバンド、合唱と日本の学校の学生の和太鼓の公演を見た。舞踊にうっとりした。みんなこの日のために一生懸命準備したのが伝わってきてエネルギーをもらった。観客も盛り上がっていて楽しんでいた。女子学生のチマチョゴリ姿はすがすがしく、帰りについ声をかけておしゃべりしてしまった。可愛い。
朝鮮学校の学生と日本の学生が協力し合って開かれる文化祭。準備の過程で互いに理解を深めていくんだと思う。中高生から学ぶことって多い。大人がメディアに翻弄されて話したこともない相手に敵意を募らせているのがあまりにバカバカしく思えてくる。
土曜日は『北朝鮮の日常風景』(コモンズ)出版記念・石任生写真展に行ってきた。石任生さんがスライドを使って一枚一枚丁寧に写真の説明をしてくれました。内海愛子さんのお話もありました。KEDOの軽水炉建設の記録写真家であった石さんは7年間新甫市で暮らし、チャンスをねらっては市民の日常風景を写真におさめてきたそう。自由に撮影ができたわけではなく、見つかれば危険なことは承知で「隠し撮り」をしたわけれだけれどそこまでして写真を撮っておこうと思ったのはもちろん北朝鮮の人たちの日常の様子を外部の人たちに知ってもらうのもあるけれど、北朝鮮の人たちもいつかこの写真を見る日が来たらこの記録写真をありがたく思ってくれるだろうと考えてのこと。

石さんは北朝鮮にいる間、言葉の違いや習慣の違いなど気がついたことは何でもメモをして記録し常に学んでいたとのこと。一緒にKEDOの事業に参加した韓国人の中では全くそういうことに関心を向けない人も多かったようだが、石さんは何か情報が得られそうなものがあったら電車から捨てられたゴミであろうと、トイレに残されたちり紙に書かれた文字だろうと収集したそう。北の人たちと直接対話できるような環境ではなかったけれど、そういう努力を積み重ねて理解を深めようとしたと言っていた。同じ場所にいて同じものを見ても、何もそこから発見しない人もいれば、石さんのように目をこらして耳を澄まして多くのことを発見する人もいるんだなと思った。自分もそうありたい。
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日曜日、友達が知らせてくれて東京朝鮮中高級学校の文化祭(日朝交流 朝日祭)に遊びに行ってきた。朝鮮学校を訪れるのは春に枝川の小学校でお花見に参加したのが初めてで今回は二回目だった。朝鮮学校の学生や家族を対象にした文化祭だと思っていたらそうではなくて日本の学校と共同で公演・展示もあり、日本人の来客者も多く、「朝日祭」と名づけられている意味がしばらくしてわかった。
少し遅く行ったので焼き鳥しか食べれなかったのは少し残念だった(焼肉とかもあったようだ)。民族衣装試着コーナーや民族文化体験のコーナーなども日本の学校の文化祭にはないのでとても珍しく思った。グランドではラグビーやサッカーの試合が行なわれていた。体育館(ホール)で文化公演を見た。朝鮮学校の学生による朝鮮舞踊、ブラスバンド、合唱と日本の学校の学生の和太鼓の公演を見た。舞踊にうっとりした。みんなこの日のために一生懸命準備したのが伝わってきてエネルギーをもらった。観客も盛り上がっていて楽しんでいた。女子学生のチマチョゴリ姿はすがすがしく、帰りについ声をかけておしゃべりしてしまった。可愛い。
朝鮮学校の学生と日本の学生が協力し合って開かれる文化祭。準備の過程で互いに理解を深めていくんだと思う。中高生から学ぶことって多い。大人がメディアに翻弄されて話したこともない相手に敵意を募らせているのがあまりにバカバカしく思えてくる。
故康永官さん/枝川でお花見
久しぶりの更新になってしまいました。少し忙しかったのと、書くのを躊躇していたら時間が経ってしまいました。本当は毎日書きたいくらいなんだけれど。
2週間ほど前に、清水澄子さんが代表を務める「在日朝鮮人の人権と日・朝の平和を考える女性のつどい」に行ってきた(→朝鮮新報記事)。李鐘元先生と康永官・総聯中央元財政局長の主任弁護士だった吉峯弁護士の話を聞きた。康永官さんの裁判について何も知らなかったので吉峯弁護士の話を聞けたのは貴重だった。保釈請求が二十回以上も棄却され、病を抱えていた康さんはどれだけ苦しかったことだろう。日本の裁判所はあまりに差別と偏見に満ち溢れている。不当な判決内容と、康さんが刑務所に入ってからもちゃんとした治療を受けられず3ヶ月後に亡くなったことを吉峯弁護士は非常に悔しそうに振り返っていた。
吉峯弁護士の過去の発言↓↓
「弁護団真相報告会、吉峯啓晴主任弁護人の発言(要旨)」(2004/4)
裁判に関して↓↓
「そこが知りたいQ&A−総聯中央元財政局長への判決、なぜ不当なのか」(2004/4)
康永官さんの発言↓↓
「康永官・元財政局長からのメッセージ」 (2006/10)
「故康永官・総聯中央常任委員が法務大臣にあてた手紙」(2006/12)
吉峯弁護士:「総聯中央の康永官元財政局長の犯罪事実はなかった。あの裁判は在日朝鮮人の証拠、証言は信じないという前提で行われた裁判だった」
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
先週の休日は友達と枝川の朝鮮学校の裁判終了祝賀会&お花見に参加してきた。「パッチギ!Love&Peace」の出演者や井筒監督も来ていて楽しい午後だった。アジュンマたちが歓迎してくれて焼肉をたくさん食べさせてくれた。枝川朝鮮学校の一期生というアジュンマが昔の話をしてくれた。東京オリンピックの際に「目障り」なので学校が元あった場所から今の場所に強制的に移された話など…。お花見は歌あり踊りありでとてもみんな楽しそうだった。私もその場にいるだけで心温まった。主演女優の中村ゆりさんも来ていて、彼女のブログにも当日の様子が書かれていた。
お花見の帰りに地下鉄の中で6年前の韓国留学で一緒だった友達と偶然再会して嬉しかった。友達は相変わらず綺麗で幸せそうだった。私は以前と変わらずテキトーな格好をして、前髪もうざくて、さえない。6年前このお友達を見て「私もこんな風に素敵になりたいな」と思ったのだけれど、また同じことを思った。さえなくてもいいから、ちょっとくらい輝きたいものだ。
友達、家族、遠くにいる仲間たち、過去・未来の人たちと支え合って、励ましあって、幸せな春を過ごしたいなあ。みなさんにもたくさんの幸せと笑いがやって来ますように。泣いたってかまわないし、かっこ悪くて当然だし、そんなにみんな強くない…。この前友達の前ですごい泣いてしまった。嗚咽。
We will overcome,we will overcome, someday.
2週間ほど前に、清水澄子さんが代表を務める「在日朝鮮人の人権と日・朝の平和を考える女性のつどい」に行ってきた(→朝鮮新報記事)。李鐘元先生と康永官・総聯中央元財政局長の主任弁護士だった吉峯弁護士の話を聞きた。康永官さんの裁判について何も知らなかったので吉峯弁護士の話を聞けたのは貴重だった。保釈請求が二十回以上も棄却され、病を抱えていた康さんはどれだけ苦しかったことだろう。日本の裁判所はあまりに差別と偏見に満ち溢れている。不当な判決内容と、康さんが刑務所に入ってからもちゃんとした治療を受けられず3ヶ月後に亡くなったことを吉峯弁護士は非常に悔しそうに振り返っていた。
吉峯弁護士の過去の発言↓↓
「弁護団真相報告会、吉峯啓晴主任弁護人の発言(要旨)」(2004/4)
裁判に関して↓↓
「そこが知りたいQ&A−総聯中央元財政局長への判決、なぜ不当なのか」(2004/4)
康永官さんの発言↓↓
「康永官・元財政局長からのメッセージ」 (2006/10)
「故康永官・総聯中央常任委員が法務大臣にあてた手紙」(2006/12)
吉峯弁護士:「総聯中央の康永官元財政局長の犯罪事実はなかった。あの裁判は在日朝鮮人の証拠、証言は信じないという前提で行われた裁判だった」
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先週の休日は友達と枝川の朝鮮学校の裁判終了祝賀会&お花見に参加してきた。「パッチギ!Love&Peace」の出演者や井筒監督も来ていて楽しい午後だった。アジュンマたちが歓迎してくれて焼肉をたくさん食べさせてくれた。枝川朝鮮学校の一期生というアジュンマが昔の話をしてくれた。東京オリンピックの際に「目障り」なので学校が元あった場所から今の場所に強制的に移された話など…。お花見は歌あり踊りありでとてもみんな楽しそうだった。私もその場にいるだけで心温まった。主演女優の中村ゆりさんも来ていて、彼女のブログにも当日の様子が書かれていた。
お花見の帰りに地下鉄の中で6年前の韓国留学で一緒だった友達と偶然再会して嬉しかった。友達は相変わらず綺麗で幸せそうだった。私は以前と変わらずテキトーな格好をして、前髪もうざくて、さえない。6年前このお友達を見て「私もこんな風に素敵になりたいな」と思ったのだけれど、また同じことを思った。さえなくてもいいから、ちょっとくらい輝きたいものだ。
友達、家族、遠くにいる仲間たち、過去・未来の人たちと支え合って、励ましあって、幸せな春を過ごしたいなあ。みなさんにもたくさんの幸せと笑いがやって来ますように。泣いたってかまわないし、かっこ悪くて当然だし、そんなにみんな強くない…。この前友達の前ですごい泣いてしまった。嗚咽。
We will overcome,we will overcome, someday.
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