朴景利さん逝く

先日亡くなられた作家の朴景利さんについてKBSスペシャルで放送していました。この中で、『사장과 전장 (市場と戦場)』という初期の作品が紹介されていました、今後読みたいと思います。

南北首脳会談関連の放送

最新のPD수첩とKBSスペシャルは南北首脳会談を取上げていたので見た。KBSスペシャルは訪朝した金容沃氏(哲学者、大学教授)の講義を放送。
中央日報記事

注意しておくが、「ワインを控えるべきだ」というのは冗談で言っていた。白楽晴の「共感するが私たちにも責任がある。あの歴史を私たちも参加し、作ってきた」という助言には私も深く頷いた。

韓国語のできる方はぜひ見てみてください。

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昨日友達とカラオケに行きました。歌うって気持ち良い。

南北単一チームは?

南北首脳会談期間中、NHK・BSでずっと報道を見ていたのだけれど、NHKの記者たちはロボット(操り人形)のようなコメントばかりしていた。この人たちは分断体制や統一に対する認識が全く欠けているように見える。会談は間違いなく平和体制への前進である。

今『白凡逸志−金九自叙伝』を再読しているのだけれど、金九が1895年に朝鮮北部を通って満州まで行く過程が(当初は白頭山、満州を通って北京まで行く予定だった)、京義線に乗ってソウル−新義州、さらに北京に向かう予定のオリンピック応援団とどことなく重なる。果たして南北単一チームは来年の夏までに結成されるだろうか。

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韓国に遊びに行きたいなと思う今日この頃。秋の韓国は一番好きだ。山に登って川沿いを歩いてキムパブでも食べたいな…。やばい、すごい行きたくなってきた。この秋を逃したら当然だけれど次の秋がやってくるのは一年後になってしまう。そういえば二年前の秋は金剛山を登り、一年前は智異山を登った。今年の秋も山登りがしたい。雪嶽山か、俗離山なんてどうだろうか。
どうしよう、真剣に悩む。韓国に行ったら私を悩まし続けるモヤモヤもどこか消えてくれるかもしれない。

本、映画、テレビ

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Elaine H. Kim (Editor), Hyun Sook Kim (Editor), Chungmoo Choi (Editor) Routledge 1998

『Dagerous women: gender and Korean nationalism』というアメリカの大学で教鞭を執る女性研究者ら(多くは在米韓国人)の書いた本を久しぶりに丁寧に読んだのだけれど、この中に「Men's Talk」という章があって、これを読んで愕然とした、今さらだけれど衝撃を受けた。これは80年代後半に韓国の男性にインタビューを取ったものをまとめたもので(インタビューと言うより家庭生活や女性観を自由に語らせている)、あまりにここに登場してくる男性の証言が女性蔑視・差別的で(もちろん彼らにその自覚はない)気持ち悪くなった。この本はそれをもって彼らをただただ糾弾するのが目的ではなく朝鮮のナショナリズムとジェンダーを歴史的に見ようという試みなのだけれど...。でもたくさんの女性と関係を持つことを「スポーツするようなものだ」と言い切ってしまうような発言には開いた口が塞がらなかった。

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『風の丘を越えて/西便制(ソピョンジェ)』

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まだ見ていない。見たい。

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昨日前に紹介した日テレの「スクープ!緊急生スペシャル『お前は誰だ』金正日が怖れる男・・・リジュン」を見た。一時間半の番組。前半はリジュンの生い立ちや国境越えについての再現ドラマ。後半はリジュンの撮った北朝鮮の映像が流れた。とても貴重な映像が見れたがナレーションの説明と音楽はよくある北朝鮮報道とあまり変わらない。
コメンテーターの失言。

テリー伊藤:(北朝鮮の人たちに関して)「…豊かな教育はないし、自分で判断する能力もないし、動物的ですよね、強く生きていると言ったって」

動物的?

黒田福美(北朝鮮社会を撮影し続けることに対して)「石丸さんなんかもその宿命を背負ってしまった人なんだなと…」

宿命?

ショコたんはいくらなんでもウルウルしすぎだし。さすがアイドル。

そして何より最後の演出。不気味で涙が流れた。それまで後ろで座っていた脱北者の女の子を徳光和夫と井田由美アナ(『今日の出来事』の元アナ)の間に立たせ、徳光は少女の肩に手をおき彼女を「包み込む」。

徳光「日本にいて今元気?」

少女「はい 元気です」

徳光「夢は何?」

少女「大きくなったら病院の先生になることです」

徳光&井田「へーそう」

徳光「がんばってくれよな、日本でな」

少女は新しい家庭にもらわれた子供のように見えた。彼女は新しい親に言わせられている、「新しい家庭(日本社会)では元の家庭(北朝鮮社会)よりも幸せに暮らしているよ」と。それは新しい親から昔の親へのメッセージ。「こんなにもか弱い女の子。あなたは彼女を捨てたが私達はこの子を守る。彼女を愛するからではなく利用するために」。

何より不満だったのは脱北者の人たちがいるにもかかわらず彼らのうち発言したのは二人のみ。しかも最初の方は話をさえぎられていた。ただの飾りにさせられていた。

他の視聴者は何を思ったのかな。

北朝鮮は脅威か?

水曜日、アジアプレスのセミナーに行ってきた。テーマは朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)で、「北朝鮮は日本の脅威である」かどうか、脅威の中身とは何かを話した。
みんな北朝鮮について冷静に見ている印象を受けた。「あの国は危険だ、いつ暴走するかわからない!」などという人はいなかった。でもそういう人がいても良かったかもしれない、どれくらいの割合かはわからないけれどそう考えている日本人は少なくないので。私は議論が面白くなるかと思って挑発的なことを言ってみようかと思ったが本心でないのでやめた。

経済制裁と人道支援は分けて考えるべきだと主張する人が何人かいた。
中国人の留学生が日本に来るまで北朝鮮が脅威だなどと思ったことは一度もなかったと言っていた。
在日の女性の方が自分が北朝鮮に行ったときのエピソードを話してくれたのと、みんな経済制裁について色々話しているが北朝鮮には私たちと変わらない普通の人たちが暮らしていてその人たちの命について考えもせずただ政治的かけひきの話ばかりしていていいのか?というようなことを訴えていた。人の命がこんなにも軽んじられて良いのだろうか、と自分自身を反省した。セミナーの後その女性とお話した。南北コリアと日本の友達展に関わっている方でした。
野中さんも北朝鮮の食料支援に無関心な日本人を批判していた。あと歴史的文脈の中で北朝鮮問題は考えなければならないと話していた。

私もテレビの放送を見て90年代からの北朝鮮しか語られていないのでいつも不満だ。そこでよく言われるのが過去までさかのぼれないのは「時間制限があるから」。テレビの数分・数十分の枠の中で過去の歴史まで扱えない、とのこと。だったらせめてインターネットで補足とかしたらどうだろうか。一方的なイメージを流すだけ流しておいてあとは知らないというのでは無責任すぎる。韓国のテレビ番組の多くは番組毎にサイトがあってそこに視聴者が意見を自由に書き込めるようになっている。日本の番組も視聴者掲示板などが設置されても良いのではないか。

セミナーでお知らせがありました。12月28日の6時半から日テレで「スクープ!緊急生スペシャル『お前は誰だ』金正日が怖れる男・・・リジュン」という番組をやるそうです。年末のこんな良い時間に日テレで...うーんとと思っていたら「アジアプレスがどれだけ偏っているかわかる、批判的に見るように」と冗談のような批判を言っていました。パネラーが大丈夫ですかね、少し心配です。

ところで韓国のテレビは北朝鮮の日常生活や文化を紹介する番組がいくつかある。その中でも一番有名なのはおそらく「統一展望台」(MBC)だと思われる。映画『ブルサガリ』が見たい。

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まだ見てない人のために公安警察と大手メディアを断固批判する総連 (Oh my news 記事)

あと1000 Peace Women のプロジェクトがまだ1000人に達していないようなのでぜひご参加を。

「不審船」はどっちだ

「北朝鮮の工作船」が横浜・桜木町の赤レンガ倉庫横の海上保安資料館横浜館にあるとOh my news の記事を読んで始めて知った。赤レンガは何度も行っているのに全然知らなかった、でも友達は知っていた。私だけ知らなかったよう、なんせ二年前からここにあるし。立地がいいですね、この資料館は。赤レンガに遊びに来ている人たちがどんどん入っていた気がする。この「不審船事件」に関心がなくても無料だしなんとなく入ってしまうのでは。良い宣伝だ。
写真(Oh my news 記事)
この資料館はよっぽど注意して見なければいけない気がした。当然だけれど海上保安庁に不利な展示は一切ない。海保側から見た事件の経緯がこと細かく説明されていたが予備知識のない人には確認のしようがないので全てを鵜呑みにして信じ込んでしまうだろう。船がいかに偽装され、大量の武器を積み、日本の海を脅かしたか。それに対し海上保安庁の人々が日本の海を守るためいかに「適切な判断」を下したかが示されている(海保は巡視船「いさな」「みずき」で日本の領海内ではなく、EEZ内しかも中国のEEZ内でも「威嚇のため」の船体射撃したにもかかわらず)。「不審船」による突然の攻撃を受けての「正当防衛」だったことを伝えるのが一番の目的のようだが、そもそも最初に射撃したのはどっちだったか。「攻撃のための射撃」と「正当防衛射撃」の間で明確な線引きなんてできない。だから恐いと思う。どんな戦争も「自分を守るための戦争」と始められるじゃないか。このような形だけで事件が後代に伝えられていくのかと思うと非常に不安だ。こういうの「片目を失った記憶の再生産」とでも呼ぼうか。両目で見ることは求められていない。わざわざここまで「正当防衛」を強調しなくてはいけないのはその「正当防衛」がどれだけ疑わしいかを逆に表しているような気がするのだが。
相手の船員が死んでも関係がないようだ。人の命の重みを真剣に考えてしまった。みな命の重さは平等ではなかったのか。日本人がこの事件で命を失っていたらどれだけ騒いだことだろう。船から発見された木片に鉛筆で書いたような韓国語が記されてあった。「党を賛美する内容」のように説明されていたが、「ああここにも人が生きていたんだな、必死に生きている証をここに書き残したかったのかな…」なんて思った。だってその文字が普通に書きなぐったような文字ではなくて丁寧に不器用にレタリングされていたんだもの。自分の書いた文字を見ているようだった。党への忠誠を強調する前に、この船の乗組員も同じ人間であることを想像するくら出来ないのだろうか。「党員」「国民」以前に同じ「人間」であるのに。麻薬取引の可能性が高いと言っているわりに「ただし証拠不十分で立証できない」なんて注意書きがあるし、DNA鑑定も私にはよくわからない。DNA鑑定で人種がわかるのだろうか、それはどれほど信用できるのか。
係りのおじさんに色々お話を聞いたが私の熱意に感心していたようだった。熱意の理由が少し違うのだが。「またゆっくり来てください」と言われた。展示室から出てきた若者二人が「素晴らしかった」と感動の言葉をもらしていた、どうやら資料館はそれなりの「効果」があるよう。

海上保安庁の公表した不審船事案についてはここ


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しばし旅に出る。

新造語に踊らされる

韓国の友達とチャットしてたら、「된장녀」(直訳:味噌女)という新造語を知っているかと聞かれ説明してくれた(遅い?)記事などを調べて最初はちょっと贅沢している女の子のことを言うのかななんて思ったけれど、いろんな記事を読むうちに植民地期1920年代後半から朝鮮の新女性が浴びた批判に少し似ていることに気付いた。奢多とか、虚栄心が強いとか。それは同時代の男性言論人が言った言葉であった。話始めたら長く複雑になるからやめるけれど、男性の求める女性像とその時代背景について少し考えた。確かに韓国のスタバは高いが。
朝鮮日報の記事
中央日報記事

この前江の島のスパに行ってものすごい気持ち良かったのだけれど、新しくできた建物はデザインが島と調和が取れていない。最近景観問題に関心がある。日本は景観保存に熱心じゃないですね。高さの規制だけじゃすまない。広島の原爆ドームの近くに建設中の高層ビルはどこまで工事が進んでしまったのだろうか。→朝日の記事(随分前)

気分転換にテンプレ変えてみた。最近大切な友達らと大切な時間を過ごせて幸せ。