朴景利『土地』
韓国現代文学を代表する女性作家、朴景利の大河小説『土地』を読み始めました。『土地』は韓国近現代文学の中でも非常に評価の高い作品のひとつに挙げられる。1969年から1994年まで25年間にわたって書かれた作品で、第五部まであるのだけれど、日本語訳は第一部だけ1983年から1986年にかけて安宇植訳で福武書店から出ています(それも8巻もある)。韓国語で読んだら内容が複雑で話が追えなそうなので日本語でまず第一部を読んでいます。第二部以降は日本語訳の出版予定はないのだろうか、韓国語で読めるか心配なので翻訳があったら心強いのだが。
訳で読んでも表現や情景描写がとても美しく、臨場感を感じるので、韓国語で読んだらどれだけ良いかと思う。

「朝鮮半島から旧満州にわたる地域を舞台にして,旧韓国時代末期より日本の植民地時代末期まで一族四代にわたる人物たちの運命と苦悩の歴史を描いた大作である」
「『土地』は朝鮮王朝が傾き始めた19世紀末から日本帝国強制占領期の植民統治の桎梏にはまっていく韓国近代史を時代的な背景として、民草たちの味わう痛みと悲しみを描いている。
そして、その苦難の中でも雑草のように生き残る生命力、人間的な尊厳性を守ろうとする民衆たちの潜在力が膨れ上がり、ついに韓国が日本帝国の圧制から解放されるというあらすじだ。」(原州市HPより)
感想などおいおいアップしたいと思います。ゆっくり時間をかけて読む予定。
*****
昨日紅葉を見に行きました。うまく写真撮れなかったけれどとても綺麗だった。気分がすっきりしました。


ところでブログを始めて今月で3年になりました。ブログをしていて本当に良かったなと思うときがあるので、これからも細々と続けたいと思います。
訳で読んでも表現や情景描写がとても美しく、臨場感を感じるので、韓国語で読んだらどれだけ良いかと思う。


「朝鮮半島から旧満州にわたる地域を舞台にして,旧韓国時代末期より日本の植民地時代末期まで一族四代にわたる人物たちの運命と苦悩の歴史を描いた大作である」
「『土地』は朝鮮王朝が傾き始めた19世紀末から日本帝国強制占領期の植民統治の桎梏にはまっていく韓国近代史を時代的な背景として、民草たちの味わう痛みと悲しみを描いている。
そして、その苦難の中でも雑草のように生き残る生命力、人間的な尊厳性を守ろうとする民衆たちの潜在力が膨れ上がり、ついに韓国が日本帝国の圧制から解放されるというあらすじだ。」(原州市HPより)
感想などおいおいアップしたいと思います。ゆっくり時間をかけて読む予定。
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昨日紅葉を見に行きました。うまく写真撮れなかったけれどとても綺麗だった。気分がすっきりしました。


ところでブログを始めて今月で3年になりました。ブログをしていて本当に良かったなと思うときがあるので、これからも細々と続けたいと思います。
2007.12.01 Sat 06:00